工事中・・・しばし待たれよ!m(__)m
箕面・紙芝居稽古録(平成十七年八月二十九日〜三十日)
風雲!箕面稽古
<一番の収穫>
今回はなんと言っても、ポリシー(方針)や「何を目指すのか」といった内面の事柄がクローズアップされたこと、
が、大きな収穫であった。・・・淡い想いではなく、具体的な方向性がだんだんと見えてきた。
<技法面におけるチャレンジ>
大道芸的な、素材以上に演者が浮き出るようなやり方、子どもに媚びるような小手先のテクニックに頼るやり方、
これは実は「紙芝居で勝負しようとしていない」、浮き袋のようなものである、ということを知った。
わかっちゃいたんだけど、やめられなかった・・・というのが事実ではある。
『間』を大切にするということも・・・
・紙芝居一本で"勝負"!
・調子よくしゃべることよりも、"間をいかにとるか "!
・・・どちらも実践するのは怖い。勇気の要ることだ。しかし、本当に今までやろうとしてきた「紙芝居」、
一人でも多くの人の紙芝居観をひっくり返してやるんだ!この一念を貫くためには、ここで勝負に出ない
わけにはいかない!!
<危ないひとり稽古>
「『抜き』の技ひとつでも、紙芝居師の個性が決まってしまう」それぐらい重要だと各所で言っておきながら、自分はといえば、語りの稽古(今までの多摩川稽古)ばかりで、紙芝居の稽古をおろそかにしていた。そのため、抜きの加減、タイミング、絵の吟味・・等々、絵と対面しなければわからないことが、そっちのけになってしまっていた。
実演の本番になると「あぁ、"抜き"の具合が判らない」と、
問題を感じてはいた。しかし、『絵から離れてしまっているな。バラバラだよ。』と指摘されて、これはまずかったとようやく気付いた次第。イメージトレーニングだけの多摩川稽古・・・一歩間違えば奈落・・・冷や汗ものである。
技法面では、このようなことも学んだ。