TOP > 紙芝居マスターへの道! > (旅情篇)「箕面紙芝居まつり」の巻 - その[2]


新@紙芝居屋- 旅情篇2003                                  

■[箕面紙芝居まつり]の巻 そのA

                                                  
あとねー、私のすぐあとで「モチモチの木」を演ったご婦人(名前調べとくね)、
紙芝居の陰に隠れちゃうような立ち方なんだけど、情感たっぷりで、
まるでわが子に語りかけるようなぬくもりがあるんだー、これがまた。

ありゃー、心の深みに語りかけようとしているんじゃないかなー。

俺も真似しようと思ったら、ぼそぼそと声に張りがなくなっちゃってね、
爺さまが語ってるみたいになっちたんで、声と情感のバランスってのか、
稽古が必要で、これまたローマは一日にしてならずって奴だな。

…演じ方は違ってたけど、なんとなく去年の「ニャーオン」ショックを思い出したよ。うん。


とりあえず、まとめてみっか。

 紙芝居の先輩方の演技力や人柄に憧れるのは当然だが、
彼らのキャラやテクを真似るのでは、ただの「コピー」になってしまう。
そうではなく…

・(去年の)Sさんの『間(ま)の取り方』の小気味よさ、

N・Nさんの『作品の旨みだけを増幅』して、原作とは打って違った
 "野間オリジナル"作品に変えてしまう力(←これはS氏にも共通している。)、

・客の心の深みに語りかける熟練された表現伝達力、

…こういった『演技原理』とでも言うべきものを、ぜひ盗みたいものだ。


それと、、、N先生が言っていた『客とやりとりをする』(心と心の相互作用)っていうの、
そのために観客が心に触れられて、思わずお隣を顔を見合わせてニンマリするような演技っていうの、
あれ、心の隅で意識するようになったんだけど、難しいっすよ、ほんと。。。


・・・と、こんな具合に、得るもの、みやげがいっぱいあった訳よ!てやんでい!にくいねっ

■たけしろ感激の旅はまだまだ続く・・・!

 

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