とにかく盛況だった。人数もそうだけどもっと違う何かが。
とくに今日は、新作「黄金バット・幻のナゾー対決篇」の記念すべき初公開日
となった訳だが、横浜市歴史博物館の皆様と、見て下さった皆様には、本当に
最高の機会を頂いた。オリジナルを演じること自体が初。

自分自身、普段どおりにやっていたつもりが、やはり内心深い思い入れがあった
せいか、テンション高めに。で、俺自身が盛り上がっていると（きちんと制御でき
ていたので陶酔ではない。でも一寸ぐらい陶酔したっていいじゃないの！）、
お客さんの表情も輝く！「おっ、一味違うぞ」という期待感がひしひしと伝わって
くる。
実演が始まると、夢中で演じているユーダイに対して、「よっ、がんばれ！」と
応援されているような雰囲気。投げかけたことにひときわ際立った反応も。
・・・見えないピンポン(心情のやりとり）が見えるところ見えざるところの両方で
起こったのダ。

これほどまでリアルに"ピンポン"を実感したのはこれが初めてかもしれない。
無理に煽ったり、「せーの」で"やらせ"的な掛け合いをするのとは訳が違う。
ん〜。この味はやみつきになりますな。

「皆さんの前で、これが本邦初公開です！」（大げさではなく事実なのダ）
というようなアピールをしたら、（おおっ）という感じで歓迎の拍手が湧き起こった。
"仕込み一週間"（しかもフルタイムではない）という付け焼刃だったものの、
（普段、付け焼刃の公開はしない）皆さんの応援というか励ましを受けて、
初演日２回とも盛況のうちに公演できた。

皆さんの迫力！と、私の迫力（？）が互いに応えあう、そういう世界を体感できた。
実に嬉しかった。オリジナルはやめられない！どんどんいきたいものだ！
感謝！