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日刊ユーダイ 2005/ 4/10〜 5/31 |
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by ユーダイ ■"黄金バット七分の一編集作戦!"(神奈川テレビ出演) 私にとって、今回のTVK出演とは、「黄金バット」(通常で7分前後の作品)を1分半にせよ!という課題であり、なんとかこなせたのは箕面のSさんから学び追求している"紙芝居の技芸・理論"のおかげという他にない。 演ずることは重要なことだが、それ以上に「抜き」のスピード感・テンポの良さが重要なのだ、と自分なりに理解している。 芝居に力が入りすぎれば、それだけ一枚の絵に掛かる時間が冗長してしまい、結果、絵が凍る。紙芝居が死ぬ。 さて、TVの制作者からは、「とりあえず5分以内」と言われていたので、4分50秒バージョンを作った。すると今度は 「1分30秒は無理でしょうか」、と。 …話はそれるが、元来、「抜き」の小気味よさは街頭紙芝居の専売特許だった(皆が巧かったとは思わないが)。それをTVドラマやアニメが継承した。今回はTVが紙芝居師の卵に訓練を施しているのだから立場が逆である…。 それはともかく、こんなに良い実戦トレーニングは滅多にあるもんじゃない。水曜日の夕方を使って、物語の構成を分析し、カットし、、絵だけを元に実演する「テレコ録音」を重ねてその度に時間短縮をして、、とうとう1分40秒にたどり着いた。 本来の「バット」の7分の1であるが、ココまで来ると、「抜き」にもスピード感が出てくる。しかしただ早く抜けばいいというものではない。紙芝居として壊れてしまっていてはまずいので工夫をする->やや伸びる。そこでまた縮める。 この作業が面白かった。私自身が楽しさや充実感を感じたのは2つ、、 ・[1]つ目は、緑地公園でのゲリラ実演でほぼ成功といってよい演劇空間を生み出せたこと(とくに「かっぱのすもう」で)。 ・[2]つ目は、カット作業のためのシュミレーション実演中で、一番リズム良くテンポ良く全体としての抑揚や芝居にもパワーがみなぎった1,2回だった。 スタジオ公開録画では、水曜木曜に作った「黄金バット一分半バージョン」を、3日後の日曜日にいきなり本番に持ち込んだ訳で、意外に若干アガッていたりして(なんと、"アガらない"と思っていた)、終わりの部分で台詞を噛んだりして、アホらしかった、というのが本音。 ちなみに(蛇足ではあるが)、噛んだところを再現すると、、 「やいナゾー!(ドドン)覚悟しる!」(客席、噛んだことに気付き、笑) 「何をコシャクな、ガイコツめが。台詞を噛みおって…返り討ちにしてくれるわっ!!」 「さあバット勝つかナゾー勝つか、ナゾー勝つかバット勝つか!…それは次回のお楽しみであります!」 …と、マァ、アドリブでフォローする余裕があったんだから、そうまずくもなかったとしておきますか…。 ..2005/ 5/31 (Tue)
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by ユーダイ まだ こなしきれていない「黄金バット」、お年寄りがどんなことを喜ばれるのかが、 なにしろ、稽古不足もあって、冷や汗だらだらを予想していたのが、皆さんのおかげさまで楽しいひと時となったうえ、紙芝居のあとも少し交流のひとときを頂けたし、なにより『毎月一回、紙芝居に来てくださいよ』と、定期実演のオファーまでも頂いてしまうとは、これはありがたいこっちゃ! なにぶんウェブページ上のアピールしかしていない為、一度目のオファーは、私の実演そのものに対するものではないことが多いもの。「次回もよろしく!」とか、「他の仲間にも紹介するね!」とか、そういうのが一番ありがたいのダ。 |
by ユーダイ ■脚本企画、始動! TOPへ おおっ!"脚本企画"、始動だァ!日曜に川崎市民ミュージアムで買っておいた「川崎物語集」6冊、昼ごろか片っ端から読み漁って、2〜3時間ほど使える題材を4−5作ピックアップ、一作品あらすじ書きまでいったぞー! こうなったら勢いで出来るとこまでやっちまおう。 土曜日のための稽古(温め直し)もやらないかんのだけど(汗; 多摩川を題材にした脚本だ!、多摩川稽古でついでに多摩川の空気吸って、イメージを膨らませてやろう。 いい感じ! |
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by ユーダイ ■世界最小の演劇、すべての年齢に TOPへ 当初、「小学生向けの紙芝居を」というのが目標だった。ところが、関西発信の全国グループ 私も「絵芝居」の端くれだ。まあ、今のところ、小学校高学年以上というのがひとつの課題なのだが。 (それでも小学校中学年(4年生)まではなんとかなっている。あとなぜか30代以上になると、ウケることがある。 これは「絵芝居」のマジックなのだ。) 「対象年齢」といえば… この土曜日、高齢者施設での実演をがある。初めてのことで、大変ありがたいことだ。 ただ、デイケアセンターでは、たぶん「懐古調」「童心に返る」がニーズなのだろう。もちろん、それにはお応えしない訳にはいかないだろう。 しかし、紙芝居は子ども時代を呼び起こすための懐古趣味のツールではない!このことを私自身は忘れないようにしておこう。少なくとも稽古では、「現代(いま)の」大人向けということで吟味する。70代が対象のときは、70代向けの実演をすべきだと思う。 横浜のほうでは、ラーメン屋や呑み屋を中心に活動している方がいる(商売の方ではない)。当然、大人向けの実演をやっているのだろう。おおいに結構じゃないか。 酔客向け、宴会向け、現代アート指向、、、。紙芝居が秘めている可能性はいくらでもあるのだろう。 私は、「昭和に子どもにウケて児童文化になったのは、たまたまそうなっただけなのだ」と言いたい。児童文化を見下げている訳ではない。 しかし、「絵芝居」誌にも書いてあった…"紙芝居は世界最小の演劇だ(5月・No.138号)"…と。(演劇・芝居に年齢制限なし!) ..2005/ 5/ 4(Wed)
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by ユーダイ 箕面で出会った紙芝居って… TOPへ 箕面で出会った紙芝居というのは。今自分が走っている路線(Sさんの技法だけを真似て、実はすごく自己流で懐古趣味な路線)とはやっぱり違う気がする。 Sさんの紙芝居は懐古趣味ではない。"伝統にのっとっているが、なおかつ、現代的"とでも言えばいいのだろうか。 私の感覚的な表現ではこの程度にしか言い表せない。技としても洗練されていて、"現代"を感じさせるのだ。 東京でこねくり回していてもしょうがないんだろーなー。 少し、一房さん(阪本一房)の本を読み始めた。箕面元年(2002年夏)からあと3ヶ月で4年目(実際は3年間)に入るが、何かがつかめたなどとは思わない。脱線している可能性もある。まだほんの駆け出しだ。 2004年春の一歩前進
遠くの人にも届く声で!というのは、その前夏(2003)にも箕面でSさんから一言指導を受けていた。 それが啓発というか開放されたのが江戸東京たてもの園(松川さん指導)での実演経験だ。 なんとしてでも「そんなことはない!俺には保育で鍛えた声があるじゃないか」「当たって砕けろ」の思いがあり、自分の出番で、端(はな)っから派手に声を張り上げた。思いがけず好調であった。 松川さんも(なんだ、言ってるほど弱くもないじゃないか)と思われたのか、声の件には触れなかった。むしろあとで「元気のよさ」が特色だな、と誉めてくれた。 このとき開放されたのは「声」ではなく、「感情」だったのだと思う。(なんだ、俺もやれば出来るじゃないか)という思い!それしか誉められないぐらい、迫力のある声、感情の開放だったのだ。 子どもたちの反応が変わった。傍観者だった大人たちの反応までも変わりはじめた。 それまでも(技法が変わったので)ある程度は変わっていた。しかしこんなにも変わるとは思わなかった! 先週、とどろき水辺の楽校で実演したあと、「狸ツアー」と称して野生(?)のタヌキを見物した。ここで面白いことに気づいた。タヌキは保護色というのか、地面と同化するのでなかなか見つからない。ところが一度見えてしまえば、あとは何度でも見つけることが出来るのだ。それと、双眼鏡のコツ。肉眼では見えいても双眼鏡を覗くと見逃してしまう。 これも一寸したコツだが、肉眼の段階で、近くに目印となるポイント(立ち木など)を見定めて、それから覗けば拾い出すことが出来る。なあんだ、というぐらい小さなことだが。 何が言いたいのか。・・・「一度つかんでしまえばこっちのものだ!」ということである。そして、「見失わないための目印」、ということである。私にとっての目印はSさんの一言であり、江戸東京たてもの園での体験なのである。それ以降、見失ったことはない。一度たりとも。 |
by ユーダイ TOPへ う〜む、、「にじ屋」3回目…ピンチヒッターとはいえ、急遽与えられたいい機会だったのに、、冷や汗ものだった。 さすがにあとで後悔しちまった…ちとお灸をすえられた感じだな。。 ↓すぐ前の4/12で述べたとおり、いい意味でテンションも上がって、好調だったのだが…。 恥語録その1>>"稽古もなんもしなくても、マァ、なんとかなるもんさっ"…これが甘かった!大甘だった〜!! 恥語録その2>>"太鼓なしのほうが移動が便利かも"…これまたとんでもない!「間」や「スピード」の未熟さを太鼓でカバーしていたとは我ながら露知らず、『いっちょ、語りだけで勝負してみっか!』なんちゃって、、。 (ただでさえ溶連菌感染症まっしぐらでやばい場面に追い討ちをかけちまったな!たはは…。) …まだまだだヨ! にじ屋さんには申し訳ないけど、これも場数(実地訓練)のひとつということで…。 今週の金言:『勝って兜(カブト)の緒を締めよ!』 ..2005/ 4/26(Tue)
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by ユーダイ TOPへ ありがたいことに、今月(4月)は、同じところで第1、第3土曜日と2度に分けての実演の依頼を頂いている。 一日分だけだと、最得意の3作品だけなのでボロが出ることはない。この3つは稽古しなくても間に合う(もちろん稽古するけど)。…ところが二日以上となると、話が違ってくる。 それでもまあ、"準得意"の「黄金バット」「のっぺらぼう」、それに「赤んぼ婆さん」だってある。でも、やはりもちネタが少ないというのは、どうにも不自由なことだ。 それに、いずれそのうち3日分、4日分ということだってあり得る。そう思うと、新作チャレンジも必要に迫られる。…これはモノグサ人間にはメチャありがたいことだ!(^^;A゛ ちなみに今日やりだしたのは「おまんじゅうの好きな殿様」だ。 実は昨日から、、でも忙しくてそれどころじゃなかった。今日は、バリバリ仕事をして、退勤時刻までにはなんとか済ませることが出来た。で、残業ではなく紙芝居の脚色を…(^^) (念のため…執務時間中ではありません。) 帰宅後、ノートを参考に、テレコに録音。とりあえず、ベースだけは出来上がったので、一安心。 あとは土曜日までにどの程度練ることができるのかが、勝負どころ。 あはは、、これを繰り返せば、10日分頼まれたってなんとかなるぞー!と、鼻をふくらます。…ったく、ユーダイっちゃあ、とんだお調子もんだぜっ! ..2005/ 4/12(Tue)
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創作紙芝居してみたいと思い、地域にまつわる昔話などを片っ端から集めたり、シナリオのサイトをチェックしたり… そんなこんなで一年以上経つのだけど、なかなか作成モードにならない。 最近、ネタ帳なんかもつけ始めたけど、まぁ、どんなものかなあ? シナリオと絵コンテ程度は自分で作れると思うので… はじめから意気込まないで、ショートショートでも作ってみたらいいのかも。 ..2005/ 4/10(Sun)
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